使い方色々な純銀の立爪!
作品に石を取り付けるための立爪。
このオーバル型は、有名な銀粘土講師さまが考案した、非常に扱いやすい立爪です。
案外使用の方法をご存知ない講師さまも多い、この立爪。
当店のオーバル合成石などはそのままご使用頂けるのですが、カボッションにように裏面の平らな天然石などは、そのままでは枠にはまりません。
それというのも、各爪の、左図の丸の付いた部分が少し出っ張っているため。
合成石のような斜めのラインに綺麗に沿うように作られています。
なので、
裏面の平らな石をはめるためには、この部分をヤスリなどで削る必要があるのです。
爪を外側に曲げて、石がはまるサイズまでゴリゴリと削りましょう。
石が入るようになったら、爪を倒して石を固定します。
しかし、一気にぐいっと曲げてしまってはいけません。石がずれてしまいます。
対角線上の爪を、順番に、少しずつ曲げるようにしましょう。
1、2、3、4と少し倒したら、また1、2、3、4と更に倒します。
お茶を入れるときのような感じですね。
少し振ってみて、カチカチと音がしなければしっかりと留まっている証拠です。
この爪の素晴らしいところは、それだけではありません。
実は天然石って、
同じサイズでも少しずつ大きさが違うってご存知でしたか?
買ってきた立爪にあわせてみたら、何だか外周の曲線が合わない。なんて良くあることです。
そんなときには、
精密ヤットコの片丸で、枠の形を変えることができます。
やり方は簡単。ヤットコの平たい方を内側にして枠を挟んで、少しずつ歪みを矯正するだけ。
頑張れば、オーバル型がラウンド型になるくらいまで形を変えることも可能です。
立爪で付けた石は、とても豪華な見栄えです。
シンプルリングに立爪を埋め込んで焼成→石をはめる、というだけでもゴージャスなリングが作れるので、ぜひ一度試してみて下さいね!
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